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2016/03/16

第28回 山形県建築士会青年大会

Tweet ThisSend to Facebook | by:ササハラ

大変遅くなりましたが、昨年11月21日に開催された第28回山形県建築士会青年大会(長井大会)についてご報告させていただきます。


震災から5年。復興に向けて人々の士気が高まる中、図らずも私達が生まれ育った故郷、地域そして東北がより強くひとつに結びつくきっかけとなったのも確かなことだと思います。あれだけの自然の脅威に曝されながらも、人が『故郷』というものから離れられないのは、その生まれ育った『自然』こそが人それぞれの心のよりどころとしてかけがえのないものになっていることに他ならないでしょう。

~『自然とまちの共生』~そんなテーマにまさに打ってつけの場所長井、そして南陽を会場に第28回山形県建築士会青年大会は開催されました。

最初は建物視察として、10月にオープンした『南陽市文化会館』に向かいました。フラワー長井線を利用しての移動ということで、まずは長井駅へ。懐かしい風情の駅舎がとても居心地良く、タイムスリップしたような気分になれました。道中の車内でも、初めて旅に出た子供のようにワクワクしながら車窓に広がる田舎の風景を楽しむことが出来ました。



南陽市文化会館は日本初の大型木造耐火の文化施設ということで、入った瞬間から木造ならではの温かみや柔らかさ、そして香りが五感を通して伝わってくるのを感じました。交流ラウンジの8本の太い柱を見上げた時はまるで大樹に囲まれた森の中に入ったような錯覚さえ感じました。これらの木材すべてに地元南陽の森の木を利用しているという話を伺う中で、森を手つかずにすることは返って森を痩せさせていくということ。むしろ人が森の木を利用することで森が生まれ変わり活力を得ていくということを知り、地域一体となって人と自然が共存していく理想の姿を感じました。





長井会場に戻っての基調講演では、地元でも様々なプロジェクトに携わる若手建築家渋谷氏から『木と森/風景を生かす建築』というテーマで、自然と建築との調和は目で見てわかることが大切だと言う話や、ありふれた自然が建築によって美しさが際立つように見えるという話などについて、氏の携わったプロジェクトを事例にわかり易く窺い知ることが出来ました。

今回の青年大会を通じて、人・自然・地域がお互いを活かし利用し合える方向に導いていくことが、まちづくりのこれからを担う我々青年建築士が果たすべき大きな課題だということを感じました。


14:00 | コメント(2) | 報告事項
コメント
きりん2016/03/17 05:57:41
青年大会の報告、ありがとうございます。
青年部のページを、今後とも益々バンバンご活用下さい。
大いに期待しております。
そめや2016/03/17 08:12:58
青年部活動お疲れ様です。

「翔」編集もよろしくお願いします。